「Tableauで始めるデータサイエンス」で勉強した
目的
- Tableauにとにかく慣れるために演習したい
- ついでにデータサイエンスの一連の流れを体感したい
業務でTableauを触るのですが、初心者すぎて全然できません。用語がわからないため、ググり方もわからず、先輩の仕事をかなり妨げています。
いくつか例題のシートなり、ダッシュボードなり作ったのですが、全くしっくりこないというか、身になっている感じがしません。質の問題もあるかもしれませんが、いったんは量をまずこなしてみようと思い、こちらの本をやることにしました
読書所感
フォント、レイアウトが気に入っており、楽しく進められました。操作画面が都度載っているため、初心者でも真似して作ればそのまま再現できます
一点、Graphvizのインストールでつまづいて、2日くらい溶かしました
- macOS
- Anaconda
- JupyterNotebook
conda install で上手くいかず、公式ドキュメント通りに brew install graphviz で上手く行きました
検索しても、インストールうまくいかないwindowsの事例ばかりで、macが見つけられなかったことと、かつAnacondaで使おうとする場合で探していたので、遠まわりしてしまいました。
Anacondaなのに brew install して大丈夫なのかは不明だけど、今のところ大丈夫です。仕事用の環境でもないし、趣味勉強用の環境なので動けば何でもいいかなとか
予測モデルをJupyterで作り、予測結果を追加してCSVに出力。出力したCSVを使って、Tableauで可視化します
課題は、銀行の定期預金のテレアポで申し込みをしそうな人が誰か予測するモデルを作って可視化し、営業さんがダッシュボードを見て、どの顧客を優先して営業活動すれば良いかがわかるようにする、といったものです
作ったダッシュボードはこんな感じです
何かクリエイティブを発揮したわけじゃなくて、テキストの真似して作っただけなので、内容詳細は省きます。
棒グラフが赤いほど、申し込みしてくれそうだという予測がされている顧客です。その顧客の住所を地図にプロットしています(青は申し込み確度が低い顧客)
地図や棒グラフの表示は、23区ごとに選択して表示することもできるようにしました(新宿区の顧客だけ見たい時は、23区選択の横棒グラフをクリックするか、右のフィルターをクリックします)
実務でのデータ分析サイクルを意識して書かれており、かなりイメージが湧きますので、まだ学生だけどこういう職種に興味ある人とか私みたいな初心者で業務イメージが膨らんでいない人にはおすすめです(ベテランには向いてません)
読書メモ「自分の意見で生きていこう」
読書メモ
- 「意見」とは何か
- 世の中には、答えのある問題と答えのない問題がある
- 答えのある問題は「正答」と「誤答」がある
- 「正しい答え(=事実)」と「間違った答え」がある
- 調べることが難しいか簡単かという話はあるものの、調べることができればわかるもの
- 答えのない問題には「色んな人の意見」がある
- 「正しい意見」も「間違った意見」も存在しない
- 正しい意見、間違った意見が存在するならば、それは答えのある問題だったことになる
- 答えのある問題は「正答」と「誤答」がある
-
- 調べるべき問題なのか、考えるべき問題なのか見極める
- 正解のある問題を考え続けても意味ない→調べる
- 「仮想通貨って危ないのかな?どこで買えるのかな?」
→考えてないで、さっさとググる
- 「仮想通貨って危ないのかな?どこで買えるのかな?」
- 正解のない問題を調べ続けても意味ない→考える
- 「転職すべきかな?イケ○○さんもそう言ってるし…」
→著名人のアドバイスを調べてないで、自分で考えて
- 「転職すべきかな?イケ○○さんもそう言ってるし…」
- 正解のある問題を考え続けても意味ない→調べる
- 調べるべき問題なのか、考えるべき問題なのか見極める
- 正解は調べるもの、意見は考えるもの
ツイッターで日夜繰り広げられてる争いは、この前提を認識していないことにあったのですね。なんとなく分かっている気がしていたけど、きちんと分解して紐解いてみると、こんな分類になります
誰かの意見が間違っていることを証明しようと躍起になることが、何も生まない不毛な労力であることがよくわかります。
「意見」と「反応」の違い
- その人の意見が間違っているのではなく「あなたの意見と異なる」だけ
- 正解のように見える他人の意見にとらわれず、自分で考えて、自分独自の意見をしっかりと確立できる人がカリスマっぽく見えてるだけ
- 「意見を表明する」=「自分のポジションを明らかにする」
- 立てる場所の全体像をまず確認
- 各発言からどこに立っているのか振り分けられれば「意見」
- 立ち位置が不明なものは単なる「反応」
- ポジションを取って発言できたか否かが意見と反応の違い
- ポジションは他人に想像してもらうものではなく、表明するものなので、それに至ってない発言は単なる「反応」
- 「反応」は、他人の意見の否定・他人の意見への質問の形になることが多い
- 反応することが一律に悪いことというわけではないが、いつもそうだと、意見者から見て「反応はするけど、自分の意見がない人」「議論する価値のない人」として扱われる
- 立てる場所の全体像をまず確認
- 意見は反論できるもの、反応は反論できないもの
- リスクを避けるために意思決定を他者にゆだね、失敗したら相手を責める
- それも自由だけど、幸せにはなれない
- 本当に自分の意見か確認するには
- 著名人が意見を翻したとしても、自分の意見が変わらないか否か
- 自分の意見に自信がないのは、知識がないから・頭がわるいからではなく、「考え尽くしていないから」
自分に意見に自信がないのは、考え尽くしてないから。完全に図星ですね…。
- AIにとって最も難しいことが「自分の意見をもつ」ことと言われている
- 「意見の束」が人格をつくる
- 「あなたはどう思う?」と問う側が望んでいること
- 自分の意見より良い意見でも摩擦を起こさないことでもない。「それぞれがしっかり考えること」そして考えた意見をぶつけて議論をすること
- なのに生煮えの返事しかしなかったり、めんどくさそうな態度だったりすると、一緒に運営する意思があるのか疑われる
例として上がっていたのが、夫婦の問題です。奥さんが子供の教育について「こう思うんだけど、あなたはどう思う?」と夫に質問、夫は「君の好きにしたらいいよ」と回答し、険悪になるっていう話。
夫側は、好きにして良いと言っているのになんで奥さんが怒っているのか分からないっていう状態です。
奥さんは真剣に子供の教育について考え抜き、自分の意見を持ちました。そして夫の意見も聞いて、議論をしようと思い、話しかけました。が、夫は「君の好きにしたら」と一言。
夫のこの態度は優しさなどではなく、単に自分の意見が持てるくらいまで真剣に考えることを放棄しているだけです。考えることから逃げ、意思決定による責任からも逃れようとしているその向き合い方に、不満を持たれています
- 「あなたに任せる」=「自分はもうそのことについて考えたくない」
- コミュニティは、ともに考え、議論して方針を決め、ともに進むと約束した人たちで形成されるもの
- 組織メンバーの中に「ほとんど意見を言わない人」「他者の意見に賛成だけ(反対だけ)する人」がいても、仲間とは認めてもらえない
- 常に他人の意見と同じならば、その人はいてもいなくても同じ。貢献度はゼロ。タダ乗りしてるフリーライダーでしかない。
- 自分の意見を表明し、議論するプロセスに貢献できない人は、仲間ではなく、作業担当者にすぎない
- 例)子供に受験をさせるかどうかの議論はメンバーにしかできないが、実際の勉強自体は家庭教師に外注できる
意見言えるようにならなきゃいけないと、この箇所を読んでいて反省しました。私の場合は、特に会社でのふるまいにおいてです。まだ新人だから期待されていないですが、2年目・3年目と年次が上がってきたら、求められてくるはず。
そして、そのタイミングになったときに「ああ、まあ、それでいいと思います」とか言った瞬間に可能性は閉ざされてゆくんだろうなと。
- 提案し、解決策のひとつとなる具体的なアイデアを自分の意見として提示し、相手の意見を聞いて議論を進める。この態度がリーダーシップと呼ばれるもの
- 「意見を言えるほど深く考えてないし、みんなの前でポジションを取るのも怖い。しかし何も言わないと存在意義を疑われる。とはいえポジティブな反応だけでは賢そうに見えない」と考える人が、ほとんどの会議でネガティブな反応を繰り出してるだけ(ポジティブ反応ばかりだと馬鹿みたいに見えるから)
- 例)本当にそんなにうまく進むものでしょうか?詳細まできちんと検討しないと、なんとも言えないと思います
会社の議論の場で、こういう空気になることありますよね。誰も何も言わないから、先陣切って意見を言ったのにも関わらず、袋叩きにされたり。
反応しかしてこない人には「まずあなたの意見を表明してください」と切り返せばよかったんですね。勉強になった
- 「一概にはいえない」「例外もある」=「へー」と意味は同じ。なにも考えてないし、自分の意見を明らかにする勇気はないけれど、でも何かちょっと言いたい、相手に反応したい、しかもちょっとだけ賢く思われたい、という人が言う言葉。
- 正解が言えないのは知識がないから、意見が言えないのは思考してないから
- 意見を求められた時点で、それは正解のない問題と判断できる。だから、知識がなくても考えれば良い
- 意見を言わないのは、思考放棄
- 考える訓練をする時、調べていいのは意見を述べるために必要な「データや情報」だけ。「他人の意見」は調べない。意見は自分で考えないと生まれない
議論の練習
- 無理にでも意見を言い切る
- 自分で自分につっこむ
- 言語化する
具体的なやり方として、
- 賛成のポジションをとってみる
- 反論を10個、書き出す
- 各反論に反論する
- 反論の反論に反論する
- 最初とは反対のポジションをとってみる
- 反論を10個、書き出す
- 各反論に反論する
- 反論の反論に反論する
ディベートの練習として、こういった思考訓練があるそうです。やってみようかな。意見を言えるようになるための練習。
中立的な意見?
- 両論併記(例:大企業が向いてる人もいるが、場合によってはベンチャーに転職した方が良い人もいる)
- 意見ではなく、あとからわかる全体情報をサマリーしてるだけ
- 後からわかる偏ってない情報であり、意見ではない
- 実質的にはなにも言っていない
- ポジションをとりたくない=考えるのが面倒だから、考えなくても言える当たり前の情報を言っている
- 思考停止をごまかすために使う言葉
- 「お前の意見は偏ってる!」という批判→そもそも「意見はすべて偏っている」
考える習慣
- 「自分は語彙力や表現力がなさすぎる」と嘆く人に足りないのは、多くの場合、国語力や作文能力ではなく、「考える」習慣と考える時間です
完全に自分のことだ、と思いました。会社で経営陣と議論する場だったり、それ以外の会議の場でも、会社の休憩時間でも、話したいけど上手く発言できません
言いたいことがあるけど恥ずかしくて言えない、っていうわけではなくて「何を言ったらいいのか分からない」「言いたいことが何も思い浮かばない」んです。ずっと悩んでいました
この本を読むまで、"語彙力"の問題だとおもっていました。あとは"コミュニケーション能力"が低いから、とふわっとした形で認識していました。
瞬発力のない自分が昔から嫌いでした。大学院生時代、教授とその場のアドリブで議論を進められる同級生も多く、なぜ自分にはそれができないのかわかりませんでした。勉強不足だと思い、勉強し続けましたが、改善することはありませんでした(そして心が折れた)。
今思えば、勉強不足(それもあったとは思うけど)というよりも、思考不足が原因だったんです。だから教科書的な勉強を重ねるのではなく、その論点について自分はどう考えるのか、それはなぜか?反論に対して、さらにどう自分は反論するつもりなのか。具体的な事例では、自分はどう考え、結論を出すのか。その事例の事実が例えばこう変わったら、自分の考えはどう変化するのか、変化しないのか。私は考えてこなかった。というか考えたつもりになっていて、実際は他の人の意見をそのまま覚えようとしていただけだった。それは作業であり、そこに思考はありませんでした。
- パッと意見が言える人、その場で反論に反論できる人は、過去にそれを自分の中で「考えたことがあるから」なことがほとんど
この記載を見て、はじめて合点がいきました。教室で教授の攻撃に対抗できていた彼らは、その場で考えて返しているというよりは、「以前深く考えたことがある」から即座に対応できていたんですね。
当時の自分は(いったい頭の中にどれだけ知識を保管しておけるんだ?自分は彼らより脳の造りが劣っているのだろうか…)と本気で悩んでいました
「思考して、自分の意見を表明して、議論の土俵に乗ること」は、学生時代から前職まで、環境や場所や付き合う人間関係が変わっても、ずっと自分の宿題だったようです。
今度こそ逃げずに、正面から向き合ってみたいとおもいます
読書メモ「パン屋ではおにぎりを売れ」
読書メモ
- 「考える」=「広げる」+「深める」
- 広げる:可能性を考えること
- 深める:本質的価値を考えること
- 例)ほぼ日手帳
- 広げる:「手帳とはスケジュールを書くためのもの」→「LIFEが書かれているもの」にした(本質的価値)
- 深める:手帳カバー、コラボ、他の人の使い方・楽しみ方の紹介
- 例)ほぼ日手帳
本筋と逸れますが、この本を買ったのと同時にほぼ日手帳を初購入してました。普通の手帳として使うのではなくて、転職したこの1年でどのくらいのことを勉強し、どのくらいのことができるようになったのかをまとめておきたいと思ったのが購入動機でした。
この本を読んで、ほぼ日が人気な理由が理解できました。
- 「考える」と「思う」「知ってる」は違う
- 思う:頭に浮かんでくる、感じること
- 考える:目的のために意識的に思考すること
- 例)一生懸命考えたんですが、わかりません!→思っていただけ
- 例)プランを一生懸命考えました!→情報をまとめただけ
- インプットは「考えて答えを見つけるための材料」ゴールではない
- データはあくまでも「過去」の情報、「考える」は未来にベクトルが向いている
- 「考える」には、論理的思考と非論理的思考の両方がある
- 非論理的思考の例:ガリガリくんコンポタ味(マーケコスト15万円で5億円の効果を生んだ)
- 遊び心
このあたりは、ふとした時に帰ってくる必要があるかもしれません。データ分析業務をやっているとひたすら「論理的に」「ロジカルに」という言葉ばかり飛び出してきます。
新人なので当面は「論理的に考える」を徹底的に鍛えようと思っていますが、数年経過してベテランになり、事業に深く入り込む機会が出てきた時には「非論理的」な思考の存在も思い出せるように、頭の片隅に置いておきたいです
- アイデアの作り方
- ①ゴールを決める
- 悩むのはゴール(目的)が決まってないから
- 手段を目的化させない
- 「ゴールを決める」とは「そもそもから始める」
- ②インプットして現状整理
- (1)課題を決める
- (2)必要な情報をインプットする
- 本5冊、ネット記事10本
- 時間をかけすぎない、60%程度でよい
- (3)インプットした情報を整理する
- インプットした情報を疑う
- 「疑う」「信じない」「ツッコミを入れる」
- ③考える=「考えを広げる+考えを深める」
- ①ゴールを決める
考えを広げる方法6個
- かけあわせ法:出会ったことがない言葉と言葉を合わせる
- 例)うんこ漢字ドリル、乳酸菌ショコラ、ロボット掃除機
- ヒットの重要2大要素「新しさ」と「共感」
- 数珠つなぎ連想法:イメージできるものをつなげていく
- 例)商店街の活性化をマインドマップで広げる
- 連想から考えないと、脳死で他の商店街の真似したり、無意味なイベントをやったりすることになり、独自の魅力など作れない(なぜ商店街が寂れたのか原因を考えていない)
- ずらす法:あたりまえを疑い、価値を再定義する
- 例)ワークマン作業服(作業服→アウトドアにずらした)
- 例)本「のび太という生き方」(ビジネスマン向け自己啓発書→子供向け読書感想文に使える本)
- 脱2択:「A or B」を「A and B」にできないか検討する
- 例)食べたいと痩せたいは両立しない→両立させる「食べて痩せる」
- まとめる法:ニッチなものも、まとめると魅力が上がる
- 例)ゆるキャラ(ちゃんとしたキャラを作ろうとしたけど、ゆるくなってしまったものを「ゆるキャラ」としてまとめたことでムーブメントに)
- 例)肉フェス、文具女子博、温泉湯豆腐イベント
- ※インプットとの違い:「まとめる」は特定の領域に絞ってインプットして、その魅力や価値をアウトプットすること
- 集める→法則化→実行(ネーミングする、〜〜の法則)
- あったらいいな
- やれそうなこと、実現できそうなことからスタートせず、のび太くんになったつもりで「あったらいいな」を考える
考えを深める方法6個
- 360度分解法
- だめなとこもいいとこも全方位から書き出して、
- 長所は短所に、短所は長所に変換する
- 見え方が変わる
- ポジディブ価値化:マイナスイメージを逆に新たな価値にする
- 例)ミールキット「Kit Oisix」プレミアム時短として売り出した
- お惣菜だと罪悪感ある人
- 20分はちゃんと料理してる感覚が持てる時間
- 「時短」を手を抜いているイメージ→「誇れる時短」という価値付加
- 例)キリン極生(発泡酒)
- 発泡酒のイメージ→生ビールの下位互換、廉価版
- よりビールらしく見せる方向でPRしていた
- 発泡酒本来のオリジナリティを見直して、立ち位置を築くことにした
- 「ビールの廉価版」→「カジュアルに楽しめる現代的な飲み物」
- 「コクがない」→「ライトで爽やかな飲み口」
- 弱点の根源をつかんで解決策を考えること
- 脳死でなんでもポジティブにすればいいわけではない
- 根っこにある本質的な課題や価値を見極めること
- 例)ミールキット「Kit Oisix」プレミアム時短として売り出した
- 自分ゴト、あなたゴト、社会ゴトにする:
- 例)コーヒーショップの店員さんの営業トーク
- 自分ゴト「柿内さん、コクがあって苦いコーヒーお好きでしたよね?まさにお好みの味です」
- あなたゴト「香りがすごくいいので、休みの日の朝、ご自宅で淹れたら、奥さまやご家族も気分よく週末の朝が迎えられると思います」
- 社会ゴト「この豆はフェアトレードの豆なので、原産国への地域貢献にもなりますよ」
- 興味を持ってもらいたいとき
- 例)コーヒーショップの店員さんの営業トーク
- すごろく法:具体的なすごろくを作って逆算する
- ゴールまでをビジュアルで俯瞰できるからやるべきことが明確
- 正体探し:見えない心理を見つけ出す
- 集合的無意識の発見
- ヒット=「無意識」×「その人数」
- 例)ピューロランド
- キャラごとに、そのキャラが好きな人の共通点を探してグッズ開発に活かした
- 比較することで無意識を見える化(例:梨の品種食べ比べ)
- 無意識の正体が分かれば、とるべき行動がわかる
- キャッチコピー法:
- 例)初日の出、闇営業、長生きみそ汁、3000円投資生活
- オリジナル=マネ×マネ×マネ
- できる人を見つけたら、厚顔無恥に聞いて回る
- いい人のままでは、いつまでたっても思考は二流(性悪視点が必要)
- いい人視点では「何も考えていない」と同義
- 無意識に使う言葉ほど疑う、つっこむ
- 例)「差別化」←本当に必要?
- 議論が「差別化のためには〜…」からスタートしているが、そもそも差別化は必要なのか
- 消費者は似た商品を比較検討して吟味して購入しているはずだ、という思い込みからスタートしてる
- 本当に比較などしているのか→実際に観察して確かめる
- 差別化が必要な場合と、必要ではない場合があることが判明
- 例)「差別化」←本当に必要?
「厚顔無恥」と「性悪視点」ちょっと意識したいです。もともと、人のことを鵜呑みにしてしまいがちな性格だと自覚があります。「優しい」と言われることもありますが、ビジネスの世界では「何も考えてない人」とみなされて終わりです。「優しい」のではなく「自信がない」だけということも、自分では分かっています。
仕事の目的は「いい人でいること」ではなく「価値を生み出すこと」なので、そのために何が必要なのか、立ち返るようにしたいです
- 自分の頭の中に答えを出すための材料が足りていないのに、答えを出そうとしても無駄なので人に頼る
- 人の頭を使わせてもらうのが会議
読書メモ「コミュニケーションの教科書」
読書メモ
- 自信がなくても姿勢は正す
- 人柄と人間性は違う
- 人柄では自分を守れない
- ビジネスで自分を守れるのは人間性(礼節)
ビジネスでは人柄って役立たない…たぶん別の本ですが「性格と仕事は分けろ」と書いてあったことをおもいだします。(引っ込み思案だから…)とか、そういうのを仕事に持ち込むべきではありません。人柄はそのままでも良いですが、仕事をする以上、人間性は磨き続けないといけないとのこと
優しい性格だったとしても、議題に上がっている施策の方向性がロジカルに考えて間違っていると思う場合、間違っていると意見しなければなりません。
- カンと経験と度胸と感性
- 違和感に気づくこと
- 相手のかゆいところだけをかく
- 自分が言いたいことを言うのではない
- 良くも悪くも、相手が反応したポイントがあればそこをかく
- 「うわ、高い!」=「興味あります」の意味
- OK「どちらの商品と比較してそう思われましたか?」
- OK「いくらくらいが妥当だと思われますか?」
- NG「いえ、高くないですよ」
- NG「では、こちらの商品はいかがでしょう」別の商品へ
- 撤退せずに、質問して掘り下げる
- 「うわ、高い!」=「興味あります」の意味
- タメになるちょっとした小話
- ちょっと得した気分にさせる
- 信頼を得るには「言行一致」
- 脱線した話を元に戻したいとき
- NG「話を戻していいですか?」
- OK「ありがとうございます、確かにそうですね。〇〇さん、一つ質問してもよろしいですか?」で戻す
- OK「今の話の中でピンときたものがあるのですが、一つお伺いしてもよろしいですか?」で戻す
これはお見事。勉強になります。この後に引き続く質問は、脱線話と全く違う質問で大丈夫だそうです。話の流れはこれで切り替わります
- クローズドクエスチョンとオープンクエスチョン
- 会話を上手に進めるためにはこれらの組み合わせで行う
p138~引用
「コーヒーと紅茶はどちらがお好きですか」(クローズド)
「コーヒーが好きです」
「コーヒーはいつ頃から好んで飲まれるようになったのですか」(オープン)
「10代の頃から好きになりました」
「何かきっかけはあったのですか」(オープン)
「はい、大学受験の勉強をしていた頃、夜眠くならないように飲み始めました」
尋問ではなく、質問をする。会話が下手ながら何とか頑張って質問を繰り出してると、気づけば尋問になっています。
しかも相手に会話を盛り上げる気がなくて協力的でない場合は、さらにカオスな時間が流れることになります
会話もっと勉強したいです。特に、こちらに興味を持ってくれてない人との会話方法とかどうすればいいの…。
- ふみ込む勇気を持つ
- 「反論」=「興味」と捉える
- 人の心は目に出る
- 事実と感情をごちゃまぜにしない(特にトラブル時)
何かトラブルが起こったことを誰かに報告する時、ついついどんな気持ちだったかとか言い訳とかを先に言ってしまいがちです。自分のミスじゃないのに怒られたときとかね…それでも事実と感情は分けて伝えないといけない。
といいつつ、事実を伝えた上で、納得いかない自分のお気持ちがいまだくすぶってる時は、感想だということを表明した上で付け加えればよさそう
読書メモ「崩壊する組織にはみな「前兆」がある」
崩壊する組織にはみな「前兆」がある 気づき、生き延びるための15の知恵
読んだ目的
前職で組織崩壊らしきものを遠目に観測したので、学びのために読んでみようと思いました。組織を自分で作る予定は直近で特段ありませんが、今後も会社員としていい感じでやっていくためには、組織のこと・社長という生き物のことを学ぶ必要があると思っています
読書メモ
いろんな会社をフェイク混じりで紹介している形なのですが、特に第1章がグッときました。これ知ってる・見覚えある・わかる、の連続でした。
ダイナモ起業家
- ダイナモ起業家はブンブンと回る高騒音のダイナモ
- 起業家の内部では、夢と欲、利他とエゴ、理想と我欲が、S極とN極のごとく磁極となり、ブンブン回転してる
- 崇高な部分と嫌らしい部分が一体となって起業家の内面の奥深くに結びつき、それが熱量の源泉となり、執念となっている
- ダイナモタイプ起業家は戦略的ではなく、自分のアイデアだけには忠実で譲らない
- 逆境はむしろ回転を上げる刺激になる
- リスクを気にせず、楽観主義的
- 新しいアイデアにすぐに飛びつき、ダメとわかれば惜しげも捨てる機会主義者
- 「成功は自分のおかげ、失敗は他人のせい」が特徴
こういったダイナモタイプの起業家は、上手くいけば歴史を塗り替えるほどの革新を起こすイノベーターとなります。問題なのは、一握りしか成功しないことだそうで…。
自分がこのタイプの起業家社長についていく場合は、その社長が一握りをつかめる能力がある人物なのか、冷徹に見極める必要がありますね
- ダイナモ起業家は、周りを巻き込みハリケーンへと急拡大するが迷惑なことが多い
- 被害を被らないためには「ものすごく距離をとって関わらないようにする」か「懐に入って最も近づくか(台風の目に入る)」のどちらか
- 中途半端に付き合うと、暴風雨で振り回されてめちゃくちゃになり、吹き飛ばされて捨てられる
この例えわかりすぎて首とれるまで頷きました。
他にも組織崩壊の前兆となる特徴を章立てで説明していて、わかりやすかったです。実際の事例が元になっているので、本当にリアル。
「沈黙する」「どなり合う」「ブンブン回る」「飾り立てる」「コロコロ変わる」「誇大妄想する」「ハシゴを外す」「浮かれる」「MBAする」「面従腹背する」「密談する」「ぐちゃぐちゃになる」「からめとられる」「別居する」「マヒする」「落下する」
わかりすぎた特徴の章を太字にしておきました。
逃げ出すべきなのか、踏みとどまるべきなのか。その判断資料になる事例がいろいろと載ってます
読書メモ「コンサル一年目が学ぶこと」
読んだ目的
今まで割と自己流でサバイバルしてきてしまった節があります。新卒の年齢はとうに超えてずいぶん大人になってしまっていますが、恥をしのんでビジネスマンの基礎を身につけたいです
読書メモ
- 結論から話す(PREP)
- Point = 結論
- Reason = 理由
- Example = 具体例
- Point = 結論の繰り返し
- Talk Straight(駆け引き抜きに、率直に、簡潔に、端的に話す)
- イエスかノーで率直に答える
- 言いにくいことでも、間違っていれば間違っていると言う
- 言い訳や事情があるなら、その後。
油断するとついやってしまう受け答え方です。自分は結構苦手で、意識していないと余計なことを文章の頭につけて話してしまいます。「ってことは要するに〜〜ですね?」と確認されてしまうこともしばしば。気をつけよう
- 世界共通言語は、英語ではなく数字
- 事実を集めて数字で話す
- 新人ほど、数字で話さないと誰も相手にしてくれない
- 情に訴えるなど10年早い
外国人との議論が上手くいかないのは、英語が下手なせいではなく、ロジック・数字で話せていないから。逆につたないポンコツ英語だったとしても、筋が通っていれば納得してもらえます
- 相手に合わせる
- 無言は分かってないことのサイン
- 社内用語、社外用語を明確に
- 「それは社内での言葉ですか?それとも一般的にそう呼ぶのですか?」
- 相手の期待値を把握する
- 求められてないことをやっても無駄な努力
- 期待に対して100%の答えを出すのがスタートライン
- プラスでそれをちょっとだけ超える
- 期待値を超えられないと思ったら安請けしない
先日、会社で先輩が依頼を引き受けるか否かを検討していて、社長から結構言われてるのを見かけました(結局、引き受けないことになった)。難しくて大変なプロジェクトなのに、相手は簡単にできると思い込んでいる状態で、先輩は特に問題と思わずにそのまま進めようとしていました。そこに社長の「待った」がかかりました。
いろいろ言っていたんですが、社長がやっていたのは「相手の期待値を把握する」→「期待値を超えられないと思ったら安請け合いしない」だったのでしょう。
- 報連相の目的
- 指示の内容を明確に把握する
- 上司と部下が仕事の目的と内容につき共通の理解を得るため
- 上司からの指示で確認すべきこと
- ① その仕事の背景と目的
- 目的を満たす形でアウトプットを出せる
- ② 具体的な仕事の成果イメージ
- 指示のあいまいな部分を自分の仮説で補う
- ③ クオリティ(期待値)
- 3日の100点なのか、3時間の60点でいいのか
- ④ 優先順位・緊急度
- 新人は自分で判断しない(全体像が見えてなくてわからないから)
- ① その仕事の背景と目的
上司との仕事の仕方です。指示が不明確なまま、自分の思い込みで進めちゃったり…。いざ提出したら「コレジャナイ」ってなるアレを防ぐには、「共通理解」が必要です
- 考え方を考える
- いきなり作業に入らない
- どう考えたら答えが出るのか、道筋を考える
- そのアプローチでいいのか、この段階で合意を取ってから作業に入る
やみくもに手を動かすのではなく、先に枠を作って自分が何を調べていけば結論に辿り着けるのかを設計してから動こうという話です。さらに動く前に関係者の合意を取っておけば、トラブルも防げそうです
- 事実、解釈、アクションを区別(雲雨傘の論理)
- 雲:雲が出ている(事実)
- 雨:雲が出てるので、雨が降りそう(解釈)
- 傘:雨が降りそうなので、傘を持って行こう(アクション)
- 3つの見出し「事実」「私の解釈」「推奨アクション」
調べ物を依頼されたときは、「雲」だけ提出するのではなく、そこに自分なりに解釈した「雨」の部分を追加して、そこから導かれる「傘」まで報告します。そうしないと「だから何?」状態になります
逆に、「傘」だけ報告されても「根拠は?(Why so?)」状態になります
- 「はじめに仮説ありき」
- 予想できる範囲で、先にストーリーを描いてからリサーチする
- リサーチは仮説に対する検証作業
- 仮説→検証→フィードバック
- ビジネス能力の向上は、情報量ではなく「考える」こと
- 考えるとは自分の意見を持つこと
- 間違えることを恐れない、正解を覚えようとしない
遅いんですけど、最近いろんな本を読んだり人と話したりする中で、「考える」が自分の人生で足りてなかったことに気がつきました。気づいた上で再度いろんな本を見返してみると、至るところに「考えることが大事」って書いてあります。全然目に入らなかったです。
意見を求められてパッと何も言えなかったり、だいぶ勉強してるのに論文試験の成績が散々だったり。当時は何が原因か分からず廃人になってしまいましたが、今ならチョットダケワカル気がします。何事も、正解を覚えようとしていたからだと思います。だから、いくら勉強しようとも、根本的な力が育たなかった。
- 議事録は発言録ではない
- 決定事項を簡潔に書いて、後日の証拠にする
- 項目
- 日時
- 場所
- 参加者
- 本日のアジェンダ(論点・議題)
- 内容
- 決まったこと
- 決まらなかったこと(次回持ち越したこと)
- 確認が必要なこと
- 次回に向けてのTODO(誰がいつまでに)
- 追加
- 残しておくべき付属意見(キーパーソンの発言など)
- 決定事項にいたる経緯
項目を先に書いて、中身を埋めていきます。構造化してまとめるのが議事録です。関係者の間で認識事項に齟齬がないかを確認するためのものなので、国会の発言記録みたいにならないように気をつける
- パワポは1スライド1メッセージ
- ① 根拠の数字や事実+② 自分の解釈や主張
- 「空パックをつくる」
- 始めの時点で最終アウトプットの骨組みをつくっておく
- 逆算して必要な作業を設計
- タイトルを書いて、中身が空のパワポをつくる
- それを埋めるためのタスクを洗い出す
ほぼパワポで今まで資料作ってこなかったから、このあたりは要学習です。
- 大事なことにフォーカスして深く掘り下げる、他は切り捨てる
- 重要じゃないことは捨てて良い
- 何が重要で何が捨てても良いことかの区別がついてない?のは問題設定ができていないから
- 捨てる基準には、自分なりの判断を持つ
- 仕事の価値は、相手が決める
- 付加価値=相手に対する貢献
- 自分がやりたいことではなく相手が求めていることをする
- 相手が満足しなければ、それは自己満足
- 会議で発言しない人の価値はゼロ
- 沈黙からは何も生産されないから
- つまらない意見でも、自分なりに知恵絞ってなんか言った方がマシ
- 「遠慮」ではなく「貢献する意思」がゼロなだけ
- 要するに「無能」
- 経営者からすると、社員の時間は「お金」そのもの
- 素早く、汚く、早く出す
- 何も出てこないのであれば、それ自体が報告に値する(問題設定自体が間違っている可能性→すぐに修正すればよいから)
- 60点でいい
- 守破離
- 一年目は師匠の一挙一動を徹底的に真似る
- 暗黙知を吸収する
- 今の自分の能力で、チームに貢献できる部分を探す
- 人とは違う役割を果たす
- 他人と同じ分野で弱点を埋めようと思わない
- 自分ができること起点で考えてみること
「スラスラわかるPython第2版」で勉強した
読んだ目的
Pythonをもう一回、基礎から見直したかったです。基礎の本としてこれが適切かと言われると謎ですが、初心者の入りとしては非常に分かりやすかったです。「スッキリわかる」系と迷ったのですが、「スラスラわかる」の方が短時間ですぐ終わりそうだったのでこちらにしました
学習所感
職場の上司(すごくできる人)的には、記載コードとかイマイチなご様子でした。中身が間違っているとかではなくて、スマートではないっていう感じ。
超初心者用の本なので、逆にそれが自分レベルには分かりやすかったのかもしれません。センスあるコードで書かれても、ほぼ確で理解できないとおもいますので…
第1章 Pythonの紹介
第2章 Pythonを自分のPCで動かそう
第3章 Pythonでプログラムを動かそう
第4章 型とメソッド
第5章 条件分岐
第6章 リストと繰り返し処理
第7章 辞書型
第8章 関数
第9章 エラーと例外
第10章 型ヒント
第11章 スクリプト、モジュール、パッケージ
第12章 Webスクレイピング
第13章 ファイル操作
モジュールやパッケージがはじめて意味がわかりました。2年前にC言語とJavaを勉強しているのですが、恥ずかしながら、ずっと意味がわかっていませんでした。
手を動かして楽しかったのは、12章と13章です。スクレイピングはかつてググったネット記事で挑戦してみたことがあったのですが、上手くいかずに諦めた記憶があります。
この本をやっても何かが作れるようにはなりませんが、一通り全体が整理されて頭に入ったので、非常にすっきりしました。
実務で見かけるコードと自分のレベルとの落差をどう埋めていくのかは、今後に期待…
読書メモ「WORK 価値ある人材こそ生き残る」
読んだ動機
見かけてなんか買ってしまいました。こういった自己啓発っぽい雰囲気の本は普段全く買わないんですが(中身は自己啓発ではなく仕事論でした)、コンサル系の読書が多くて最近疲れていたので、息抜きにいいかなと思って買ってみました。
読書メモ
- スキルアップや成長は、会社のために働く過程で得られるもの
- 「仕事でスキルアップしたい」はNG
基本的な社会人の姿勢としてはおっしゃる通りすぎるのですが、技術職に当てはめた場合に限っては若干の違和感も感じるので、鵜呑みにするのはキツいかもしれない話が少々。
著者の方(営業)と職種が違うから違和感を感じたのか、普通に私が未熟だからスッと受け入れられなかったのかは不明です
- 誰もやってない形骸化した仕事はローリスク・ハイリターン
なぜかある謎の業務、今一度その仕事が登場した目的や背景を振り返り、その必要性をプレゼンし、周りの皆さんを巻き込んで成果につなげられればハイリターンです。
かつ、もともと形骸化してた誰も興味ない仕事だったわけなので、失敗したとしても特に強くは咎められずローリスクです。多少笑われる程度で済みます
著者の例として、ポイントカードの勧誘業務があげられてました。決まった時間立っていれば良いくらいの認識でみんなめんどくさがっており、ほぼ作業化してしまっていました。ポイントカードが作られた背景を本部の人間から聞き出し、その目的を理解して、まとめて現場の皆さんに共有し、だったら頑張ろうということで皆さんを巻き込んで目標枚数を大きく上回る獲得件数を叩き出したそうです。
- 意思と意見は常に持つ「お前はどうしたい?」
- 成果の基本は、人の困りごとを解決すること
- 本当に価値を届けなければいけないのは誰か?
- 目の前のクライアントなのか、その奥にいるサービスのユーザーなのか
- 「どんな目標があって」「その目標を達成するために何を考えて」「自分はどんなことをしたのか」を語れる人に
- 社内の評価と市場の評価は別
- やりたいことは伝えないとチャンスはこない
- トップの課題を知ること
- 会社が目指す景色は何?
- それを実現するにはどんな課題があるか?
- 会社を前に進めるために必要な成果は何?
- 今後はどんな展開を考えているのか?
自分の仕事と会社が目指すものをリンクさせることで、成果を最大化することができます。言われてみれば当たり前なのですが、なかなかできないものです。会社で全然評価されない、とかってトップの課題と自分の仕事が紐づいていないんでしょうね。つまり努力の方向性が間違っているという悲しい状況になっている可能性があります。そうであってもそれが自分のやりたい仕事だと思うなら、自分の仕事が求められる環境に転職しなければ、双方にとって損失です
- 「許可」を求める働き方をする
自分の頭で考えて行動していると、「次は何をすればいいですか?」と指示を仰ぐのではなく、「こうしてもいいですか?」という聞き方になります。どういうスタンスで働いているかで、出てくる言葉は変わります。
- 目標をどう達成したのか?のプロセスに自分の価値が出る
- その仕事をする意味、価値をかんがえる
- 結論ファースト
- 事実と感想を分けて話すこと
結論ファーストと、事実と感想分けろの話、本当にいろんな本で出くわします。
- 同じ会社の人の転職活動は、自分のキャリアの可能性の宝庫
- 自分が次に行けそうな場所がわかる
- 「御用聞き」と「頼りになる人」の違い
- どんな目的で依頼してるのか聞く
- 相手になかった視点を提案できたら最高
社内でも社外でも、何か仕事を依頼されて「承知です!」と言ってそのまま全部引き受けて、さっとアウトプットを提出してあげているのに、気付くとめっちゃナメられてる&下に見られてる(外注作業員扱い)ということが前職で結構ありまして、ずっと謎だったのですが…ようやく意味が分かりました。
相手の要望って何でもそのまま叶えてあげてると、感謝されるどころか御用聞きの手下にされてしまう。自分の態度にも問題があったのです。相手がなぜ、それを求めているのか自分の頭で考え、より良さげな方法があれば自分の意見を相手に伝え、相談の上でアウトプットを出してあげればよかったです
自分で「考える」人なのか否かが、仕事相手からナメられるか頼られるかの分水嶺になっていたんですね。もっと早く知るべきでした。未熟でした
読書メモ「バナナの魅力を100文字で伝えてください」
バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則
読んだ目的
人に何かを伝える技術、説明する能力がマジで低い自覚があります。データサイエンティストとしてやってく中で、分析結果を説明する機会はこれからしぬほどあります
「えーっと、説明してもらえますか?」と言われると毎回(ドキッ)としてしまいます。練習あるのみだとおもうんですけど、得られる知識があるなら得ておきたいということでとりあえず読書。
読書メモ
- 伝わってなければ、ないのと同じ
- 人は忘れる生き物。一度で伝わらない
- 相手の頭の中に見える化させる
- 「うまい落語は景色が見える」
- 視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚
- 比較しないと人は魅力がわからない
- ファクト(事実)とメンタル(感情)を分けて伝える
「事実と感想を分けろ」っていうのは、ロジカルシンキングとかコンサル向けの本でも多々見かけました。いろんな本に書いてあるってことは、本質なんでしょうね。覚えておこう
- 言い換える
- 失敗・ミス→課題発見・気づき
- やる気が出ない→休みどき
- 執着→こだわり
- 嫌い→別の視点
- 怒り→ロック(音楽)
- 会議→試合
- イライラ→甘いものタイム・深呼吸タイム
- おもしろい→パンク(音楽)
若干おじさんっぽい表現がちらほらある気がしますが、いい感じの例えができる人って、語彙力ありそう感と頭の回転速い感が出ます。出来ないなぁ。
- 名前をつけて、魅力を上げる(見える化ネーミング)
- 沖縄旅行→沖縄地グルメ旅行
- 予定表に「算数」→算数攻略大作戦
- Aさんと打ち合わせ→Aさんと未来の業界について語り合う会
エピソードとして「お〜いお茶」が挙げられていました。ネーミングをお〜いお茶に変えたことで売上が6倍になり、ロングセラーの定番商品になったそうです。
もともとの商品名は「缶入り煎茶」。
- 相手に理解させる時間をあたえるために間を取る
- 結論ファースト
- 伝え方(モツ煮込みの紹介)
- 深堀り(料理のこだわりポイント)
- 広げる(食べ方)
- ストーリー(どんな人が作ってるか)
- 見た目
伝え方は勉強になった。この型でいけば、何かを紹介するときに、何を話せばいいのか少しは思いつきます。一言も出てこないってことはなくなるかも。
- これは共有できているはず、言わなくてもわかってるはずはNG
- トラブルの多くは「伝えていない」から起こる
中年夫婦の離婚のさまざまなすれ違いの根底には「言わなくてもわかってるはず」があるんじゃないですか?っていうお話。肝に銘じておきます…。
- 質問は「ずらす」のではなく「深める」
悪い例(p251引用、一部略)
A「ランニングが好きと聞きました」
B「そうですね」
A「先日のマラソン大会、ご覧になりました?」
B「見てないです」
A「その大会で多くの選手が同じスニーカーを履いてましたが、Bさんもああいうスニーカー履いて走ってるんですか?」
B「いえ、ちがいます」
A「…」
B「…」
良い例(p253引用、一部略)
A「ランニングが好きと聞きました」
B「そうですね」
A「どういうところを走ってるんですか?」
B「家の近所を走ることが多いですが、旅行先で走ったりもします」
A「そうなんですね。旅先だとどういうところで走られたことがあるんですか?」
B「京都旅行に行ったときはよく走ります。京都は神社仏閣が多いから走っていると楽しいんです」
A「いいですね。僕も京都が好きでよく行きます。ぜひ、僕も今度京都を走って見たいと思います。おすすめのコースはどの辺でしょう?」
イエスorノーで答えられる質問でずらしていくと、悪い例のように会話はしぼんでいき、つらい沈黙の時間が訪れます(何度も体験済み)
(何か追加で質問しなきゃ)と適当にずらして質問を乱発するのではなく、相手が回答してくれたことをさらに深く掘る形で、追撃していくと良さそうです
- ど真ん中の質問をする
- 料理人に「なぜあなたの料理は美味しいんですか?」と聞く
ド直球の質問は、話がおもしろい方向に広がっていくかもしれないからだそうです。取材で使われるテクニックです
- 話しかけにくい人への対応
- ビクビクしない
- 対応して感情的にならない
- 「研究者視点」になる
なんかいつも怒ってくる人とか何かと否定してくる人とか、そういう人に対応するときどうすればいいのか。
相手と同じ目線に降りて喧嘩するのではなく、相手を研究対象として観察します。「なぜこの人物は怒っているのだろうか」「人はなぜ怒るのだろうか」と冷静に観察。
【合格】小型特殊免許の勉強方法と小特の過去問集一覧
身分証としてマイナンバーカードを使うことに諸々の不便を感じていた今日この頃、原付免許を取れば最強の身分証が手に入れられるのでは?と今さらながら気づきまして、取得してみることにしました。
取得したところで運転する気はないため、原付の実技講習とか時間とお金がもったいないなと思っていたところ「小型特殊免許(*1)」なる謎の免許があることを直前に知り、原付ではなくこちらを受験することにしました。
小型特殊免許は、一発の学科試験(*2)さえ受かれば即日で取得できます。費用も運転免許証の中で最安で取得できます。
顔写真入り身分証明書がなくて困っている方、もしくはフルビット免許(*3)を目指しているマニアックな方以外に受験される人はほぼいないので、かなりマイナーな免許かもしれません。
受験状況
- 勉強期間:8時間くらい
- 使用教材
- 市販テキスト問題集 赤シート対応 最短合格!原付免許テキスト&問題集
- サイト ゲンチャレ!原付免許試験問題にチャレンジ
- 費用合計:4550円
- 受験料:1500円
- 免許証交付料:2050円
- 交通費:1000円くらい
使用教材と勉強方法
もともと原付免許を取ろうとしていたため、原付のテキストを買っていました。後から調べたところ、小型特殊専用のテキストは需要がなさすぎて販売されておらず、小型特殊取得の先輩方は原付のテキストで勉強した方がほとんどでした。
普通にさーっと読んで、巻末についている模擬テスト6回分を2周解きました。あと、細かな数字絡み系の暗記(*4)は、試験直前に該当ページを見直していました。
実際、受けてみた感想としても、基本的にはこのテキストで十分でした。基本は原付テキストの内容をやっておけば常識で解ける問題ばかりでしたが、数問だけ小型特殊特有の設問がありました。ネットでかき集めたそれっぽい問題と自分の試験で見かけた問題を、記憶の限りまとめておきます。
小型特殊免許の過去問類似問題一覧
- 小型特殊免許は、小型特殊自動車のみしか運転できない→〇
- 小型特殊免許で原動機付自転車を運転できる→×
- 小型特殊免許があれば、小型特殊自動車と原動機付自転車が運転できる→×
- 普通二輪の免許では小型特殊自動車は運転することはできない→×
- 路線バス等優先通行帯は、小型特殊自動車が通行できない→×
- 小型特殊自動車で高速自動車道路は通行することはできないが、自動車専用道路は通行できる→〇
- 交通整理の行われていない片側三車線以上ある道路では、小型特殊自動車は二段階右折をする必要はない→〇
- 小型特殊自動車の法定速度は原付と同じ時速30kmである→×(小特の法定速度は時速15km)
- 小型特殊自動車に荷物を積む場合、積荷の重さは500kgまで積むことができる→〇
- 小型特殊自動車は他の車を牽引することができない→×(小特での牽引は1台までできる)
- 小型特殊自動車に運転者用以外の座席があった場合、そこに荷物を積んだりしてはいけない→×
- 小型特殊自動車は、他の自動車同様に強制保険に加入しなくてはならない→?(*5)
- 小型特殊自動車はあまり速度が出ないので、車間距離や制動距離を考える必要はない→×
- 小型特殊自動車免許を取得して1年以内は、二人乗り用の車両であっても、二人乗り走行をしてはならない→×(これは小特ではなく二輪免許の話)
- 運転席の位置はクラッチを踏んだ際に膝が少し曲がる程度の位置にする→〇
- 小型特殊自動車で交差点を左折するとき、周囲に車や人の気配がなければ、合図をしなくてもよい→×
- ファンベルトは指で押した際、少したわむ程度が良い→〇
- 小型特殊自動車を運転する前は必ず灯火点検が必要である(うろ覚え)→×
- 小型特殊自動車を運転する前、日常点検を必ず行わなくてはならない→×
小型特殊免許の暗記メモ
- 小型特殊免許では、小型特殊自動車のみ運転できる
- 小型特殊自動車とは
- 長さ:4.7m
- 幅:1.7m
- 高さ:2.0m
- 最高法定速度は時速15km(農耕作業用は時速35km)
- 積載物
- 積載重量:500kg
- 積載物の長さ:車両の1.1倍
- 積載物の幅: はみ出せない(車両の幅以下に収める)
- 積載物の高さ:地上から2m
- 乗車定員1名(座席あれば2名)
- けん引1台まで
- 高速自動車道路は通行できないが、自動車専用道路は通行できる
- 二段階右折の必要がない
原付の市販テキスト1冊と、上記の小型特殊過去問と暗記メモの内容を見ておけば合格できると思います。
試験当日
当日の流れはこのような感じでした。
- 受付に早めに並ぶ
- 手数料1500円を支払う
- 適性検査(視力と色覚)
- 午前の学科試験受付(住民票提出、身分証掲示、旧姓併記もこのタイミングで伝える)
- 試験会場へ入り、学科試験を受ける
- 合格発表
- 免許交付料2050円を支払う
- 少々待つ(小1時間)
- 交付場所で免許証を受け取る
- 電子内容を確認する
8時過ぎに来て、13時頃に免許証を受け取ったので、トータル5時間程度。ほぼ午前までで、即日交付してもらうことができました。学科試験を午後にすると、もう少し時間取られてしまいます。
混雑時は8時半とかに行っても、午後試験に回されることもあると聞いていましたが、全然空いていました。たぶん、これは普通免許の学科の場合です。原付と小特は一緒の教室で受けるのですが、受験者は全部合わせて15人くらいしかいませんでした。
試験結果
- 合格
- 点数は確認できなかったため不明*6(合格基準は50点中45点以上)
受かったのは教室にいた半分くらいでした。難しくはないものの、合格基準点が9割以上と厳しいので、正確に得点していかないと落ちがちな試験だと感じます。
日本における最強身分証明書が4000円程度で即日ゲットできました。嬉しい。
*1:農耕トラクターとか、築地市場で威勢の良いお父さん方が乗っているターレなどに乗れる免許。
*2:小型特殊の学科試験の難易度は、原付と同じと考えてよいです。ほぼ同じ問題です。
*3:運転免許証の右下欄を全部埋めた免許証のこと。
*4:追い越し制限30mとか、駐車禁止・駐停車禁止の範囲とか。
*5:「他の自動車同様に」の解釈が不明でよくわからない。農耕用作業車は自賠責(強制)保険の対象外だが、公道を走る場合は強制加入になるらしいので、×か?
*6:確認できる免許試験場もあるようです。また、鮫洲でも不合格者は返還書類に点数の記載があります。合格者は特に点数の話はなく、不明でした。もしかしたら、交付前に内容確認のため渡された、免許記載事項の書類に載っていたかもしれないが、きちんと見ていなかった。
【合格】統計検定3級の勉強方法
転職活動中の面接で、統計検定の話がやたらと出てきました。統計検定に受かっているか否かは、別にすごく重視してるわけではないけど、分析職の人はなんだかんだでみんな取ってるイメージのある試験です。来年中に2級まで取得したいと考えていまして、とりあえず今年中に3級チャレンジです。
統計検定 3級|統計検定:Japan Statistical Society Certificate
受験状況
- 勉強期間:3週間
- 使用教材
- 公式問題集 日本統計学会公式認定 統計検定 3級・4級 公式問題集[2017〜2019](*1)
- サイト 2021年6月試験の過去問
- 市販テキスト 統計学がわかるファーストブック(ハンバーガー本)
- 市販テキスト 数学ガールの秘密ノート やさしい統計
- 費用合計:12200円
- 書籍代3冊:4800円(2000円+中古1150円+1650円)
- 持ち込み用電卓 CASIO MW-12GT-N:1400円
- 受験料:6000円
使用教材と勉強方法
10月にいったん勉強しかけて時が経過、再び11月半ばになってギアがかかりました。まず2019年11月の過去問を軽くやり、どういった内容の学習が必要そうか把握しました。
四分位範囲?標準偏差?分散?なレベルだったので「数学ガールの秘密ノート やさしい統計」第1章~第3章まで再び読み、基礎部分の理解に努めました。
- 第1章 グラフのトリック
- 第2章 平らに均す平均
- 第3章 偏差値の驚き
-引用「数学ガールの秘密ノート やさしい統計」CONTENTS
その後、すぐに過去問演習に入りました。ほぼ時間ははからず、ゆっくりでいいから解けるかを重視して取り組みました。過去問を解く中でわからない知識や計算が出てきたら、その時にインプット&もう一度何も見ずに解いてみることで身につけました。
日本統計学会公式認定 統計検定 3級・4級 公式問題集[2017〜2019]
過去問は2017年~2019年、それぞれ6月と11月を一通り解きました。
2017年~2019年を解き終わった段階で、2020年4月から出題範囲が変更(プラスで追加された範囲がある)されていることに気が付きました。公式問題集をよく見ると、前の方のページに「新出題範囲の例題」が17題載っていました(xiii~xxiiiページ)。思ったより難しくて苦戦。解説を読んでも理解できない箇所もあり、だいぶ困りました。
調べてみると、新出題範囲に対応した教材が統計検定公式HPで配布されていることを知り、とりあえず読んでみたのですが、いまいち理解しきれません。
統計検定 3級|新出題範囲対応教材・例題集|統計検定:Japan Statistical Society Certificate
ここで、いったんハンバーガー本を読むことにしました。ハンバーガー屋のポテトを例に、平易な言葉で解説されていて、多少理解が深まりました。後半は3級の範囲から外れる部分もあったので、適宜流しつつ読みました。
再び公式問題集の新出題範囲の例題を解いて、おおまかを理解できたところで、忘れていた2021年6月の過去問を解きました。持っている公式問題集が2017~2019年度だったので、より新しい年度も解いておきたかったからです。公式がネット上に公開している問題と解答を利用しました。
公式が上げているのは問題と答えのみで解説がありませんでした。解説は下記のQiita記事などを参考にしました。
過去問2周目は回し切れず、ここでタイムアップでした。1周目のときに印をつけてあった気になる問題だけ、試験会場へ向かう電車の中で見直して、試験を受けました。
直前に予約して座席が空いていた有楽町のテスティングセンターで受験しました。数学系の試験をCBT式で行うのは思った以上にやりずらかったです。グラフや表など画面で表示されているので書き込みできないし、グラフのどこを見てたのかすぐ見失います。
本番では時間が足りなくなり、ラストの問題に入ったところで残り2分でした。信頼区間の問題で、電卓に直でガーっと一気に計算して数秒前に解答し終わりました。
試験結果
- 合格
- 85点 / 100点(合格基準は65点)
確率カテゴリの正答率が59%で低くなってしまいました。よくわからなくて飛ばした記憶が…。思い返せば、統計ガール第4章以降が確率の内容でしたが、飛ばしてしまって読んでなかったです。要復習。
この次はPythonで統計基礎が学べるテキストを買ったので、ひとまずそれを進めてみたいと考えています。お疲れさまでした。
*1:最新版で[2018~2021]の問題集が発売されていますが、2020年は試験が中止になったため掲載がなく、さらに2021年も6月分の掲載しかありません。そのため[2017〜2019]版を買い、ウェブ公開されている2021年6月度を印刷して対応した方が良いと考えました。
【合格】ITパスポート試験の勉強方法
来年の春に高度情報技術者試験を受けようと思っており、午前Ⅰ科目の練習のために受験することにしました。2~3年前に基本情報技術者試験の午前免除試験だけ合格したことがあり(午後試験でちゃんと落ちた)その学習貯金が若干残っていました。
受験状況
- 勉強期間:8日間
- 使用教材
- テキスト いちばんやさしいITパスポート絶対合格の教科書+出る順問題集
- サイト(無料) ITパスポート試験ドットコム 過去問道場
- 費用合計:7500円
- テキスト代:1800円
- 受験料:5700円(※2022年4月から7500円に値上予定だそうです)
使用した教材
テキスト一冊だけ買って、無料の過去問ウェブサイトを使って勉強しました。個人的に、ITパスポートの試験はこちらのキミドリの本一択です。
他に有名な本として「キタミ式」「猫本」があります。キタミは基本情報の午前試験で使って、とってもよかったんですが、キミドリ本の方がより端的にまとまっていて情報が発散しておらず、読みやすかったです。フォントや行間が好みでした。
問題を解く前に知識だけ見て頭に入れることが自分はできないので、テキストはかなり適当な流し読みで済ませています。問題演習はウェブの過去問道場サイト(無料)を使いました。
勉強方法と期間
- テキストを一読(4日)
- 過去問道場で過去問4年分解く(4日)
予定では過去問10年分やろうとしてましたが普通に無理で、4年分やったところでタイムリミットでした。ストラテジ科目とマネジメント科目は業務の中でなんとなく見たことある知識ばかりだったので適当に流して、テクノロジ科目を重点的に勉強しました。過去問をやって苦手だったり、これなんだっけ?となったりした分野は、その場でキミドリ本に戻って読み直しました。
過去問の正答率はだいたい80%前後でした。
試験結果
- 合格
- 総合得点:760 / 1000点
- ストラテジ系:745 / 1000点
- マネジメント系:625 / 1000点
- テクノロジ系:800 / 1000点
総合評価点が600点以上かつ、各分野がそれぞれ300点以上であれば合格です。総合得点率76%で、なんともいえない中途半端な点数ですが、合格は合格なのでよかったです。ある程度知ってるからと、適当に扱ったストラテジとマネジメントは伸びず、対策したテクノロジはそれよりは多少高めでした。試験勉強に対する自分の態度が点数に表れていました。
試験後のレポートダウンロードと合格証書
他のCBT式試験では、試験終了後その場で試験結果レポートの紙をもらえることが多かったのですが、ITパスポートは何もなく解散でした。試験結果レポートは、試験が終わった後に、試験を申し込んだサイトでログインしてダウンロードできます。自分は終了直後にダウンロードできましたが、場合によっては2~3時間置かないと、見れないこともあるそうです。
合格証書は2ヶ月後の発送です。試験後の点数で合格したと書いてしまいましたが、合格はまだ確定していません。試験の翌月15日に合格発表が正式に行われます。合格証書は、上記の合格発表がされたさらに翌月の15日前後に発送されます。
ちなみに合格証書ではなく合格証明書は、合格発表の2週間後から申請でき(1通700円)、申請から1週間で届くそうです(参照 https://studying.jp/itpassport/about-more/kiji-24.html )。